1-1 スーツへの憧れとブルーカラー労働者からの脱出
皆さん、こんには漠です。
この仕事コラムでは私の経験上ではなく現在進行形の内容をノーフィクションでお届け致します。 ザックリと背景を申します。
バクはプロフィールにもあるように、18歳~25歳までをいわゆるブルーカラー労働者として過ごしておりましたが、周囲の大人をみると「酒」「タバコ」「キャバクラ」「ギャンブル」「昔の自慢話」とよくあるパターンの王道人物たちが仕事仲間でした。漠としては、このまま大人になっても未来が見えているなと感じながら働いておりましたが、どこかでスーツへの憧れ、バリバリ自分の裁量で意思決定をする仕事等を夢見ておりました。
そこで一念発起し2011年から転職活動を開始しました。
まずは初めてのスーツを購入し、普段の仕事が休みの時に、購入したスーツを着て街を歩きます。スーツを着こなすような訓練をしておりましたw
そこで縁あって入社した会社が業界を代表するT社です。
技術系の人材派遣大手のT社でキャリアを重ねて2017年からは成長著しい競合のO社へ活躍のフィールドを変えてプレーしておりました。
3月までは直属の部下が200名おるような立ち位置までサクセスしておりました。

1-2 FinTech(フィンテック)業界への転職とベンチャー業界
前出の通り200名を束ねていた立場からマンネリ化していき、新たな環境で自分を試すには40歳前の「今しかない」と奮起し3月末に前職を退職し、4月から全く新しいFinTech(フィンテック)業界へ足を突っ込みました!!
このコラムでは自分の一年生としての話題をあらゆる面で、反面教師にしてもらえればと考え、字活字としてアウトプットする事に致しました。
ですのでベンチャー企業での立ち居振る舞いを、このコラムを通して発見して頂ければと思います。11年の業界キャリアを捨て未経験のFinTech業界へのシフトは中年には困惑しておりますが、周囲によい影響を与えられればと考えております。

1-3 ハラハラ ビクビクの初出社の日
さて2022年の4/1に初出社をしたのですが、社内はコロナ禍という事もあり全体が殺風景の感じです。
よくあるベンチャーの和気あいあい感や、大企業からヘッドハントされたイケイケ系の集まりかと思いきや、そこは若干違いまして、身構えいたこっちが拍子抜けしました。
あるタレントシステムが導入されていたので、今週は人の名前と顔はタレントシステムをみて把握していきました。
1日目は本当に暇すぎる程に時間が長く感じました。特段指示や依頼もなく、ほったらかしな感じです。
ベンチャーあるあるみたいです。
そこで2日目以降は、自分から会話をしていかなくて名前も顔も覚えてもらえないと思いまして、そこは中年の勇気をだしてビビッていても始まりません。
全社員が入っておるグループチャットにもガンガン発言し、周囲に顔と名前を売り込む活動にシフトしていきました。
一応、自分のチームを初回から持つ契約でしたので、直属のチームメイトにも自分から声を掛け1on1を開始したのも2日目です。
そこで4名のチームメンバーと会話しましたが、そこで彼ら/彼女らと会話する際に気を付けたのが以下の内容です。
- いきなり外部からきた漠が上司になるので、フラットな姿勢でお話を聞かせて下さいという姿勢。
- 既存プロパー社員ではない今だからこそ聞ける、会社やご自身の待遇に対する不平不満。
- この組織で何者になりたいのか、あるいは退職も視野に入っているのか。
上記の3点をヒアリングしました。
漠の予想とは裏腹に皆さん腹を割って会話してくれましたが、やはり数人は今後の会社の方針やら組織が大きく変わった4月からの動きに困惑されておりました。
1-4 チームビルディングするなら余計なバイアスがかかっていない私が適任のようだ!!
上記のように4名の既存プロパーと会話したところ、どうやら彼ら/彼女らは他部署では【窓際】というレッテルを貼られているメンバーでした。
窓際族()とは、日本の職場において閑職に追いやられた、余剰の社員・職員を指す言葉。
Wikipedia
そう言った理由で集められた新設した部署のメンバーのバックグラウンドが社内では【窓際】というレッテルを貼られていた方々です。
漠としては人は性格や趣味趣向で適材適所に配置すれば、グングン能力が伸びると考えておりますので、ここは漠の手腕を発揮し彼ら/彼女らに活躍の場を提供するのが外部から招かれた漠の役割だと早期にキャッチアップしました。
皆さんも自分のチームメンバーの中には「何で何もしない○○さんと一緒にやらないといけないのか」や「○○さんはいつもトラブルメーカーだよな」と言ったことが大なり小なりあるかと思います。
マネージャー階層の人達は、そういった社内のリソースをフル活用して業績にコミットしていかなければいけないので大変かと察しますが、一方では価値観が多様化している現在では、仕事の重きを置いていない社員もおります。
漠のメンバーも4人中、3名は外部の趣味やコミュニティに熱心に活動されているとの事です。
上記の3名にとって仕事は生きていくための手段なのです。それで全然構いませんと漠は思います。
この4名をどのように生かすかはマネージャーの腕の見せ所だと思います。
幸い漠は新入社員ですので過去の4名の実績は知りません。
そこか漠の強味です。余計なバイアスがない状態で一からチームを結成できるので彼ら/彼女らからしてもリスタートなのです。

2 人は適材適所で再度輝く
説明してきたように今週は、こんな状況で右も左もわからない組織に飛び込んだ漠が自分から周囲に対してコミュニケーションの機会を自ら作りにいく活動から開始しました。
新卒中途関わらずに、やはり待っていても周囲は声をかけてくれる訳ではありません。
自分を開示して初めて、他人も自分を開示してくれます。
心理的心象は動作や行動、言動全てに直結します。心理学の本はお勧めですよ。自分も怖ければ、相手も大抵はビビッているのです。お互い様です。
先ずは自分から一歩を踏み出していけば良いのです。因みに私漠を招いてくれたCOOの方は、めちゃくちゃ忙しくて何の指示も出してくれずに、完全な放置プレーでしたww
COOとは、Chief Operating Officerの略。日本では「最高執行責任者」と訳される。
グロービス経営大学院
CEO(Chief Executive Officer、最高経営責任者)」が企業の経営全般に対して責任を持つのに対し、COOは日々の業務執行の責任を請け負う。

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