サウナ室内の【温度】ばかりに とらわれていないか？
ご無沙汰しています。爆睡の漠です（バク）
最近、大好きなサウナ施設に想う事があり、今回はその話題を皆さんに伝えようと思います。
昨今のサウナブームで、色々な形態のサウナ施設がオープンしたり、旧施設がリニューアルオープンしたりと、この3年ほどは、空前絶後のサウナブームです。
ここ数年は、特に雑誌やメディアで登場されている施設は、施設入場待ちや、浴室に入っても裸でサウナ入場待ちがデフォルトの何とも不思議な状態です。
私が通っているホームサウナも、3施設ほどをローテーションしているんですが、そのうち2箇所の施設では上記のサウナ待ち状態が土日を中心に発生しています。
まぁ100歩譲ってサウナの良さが世の中に浸透し、業界が活性化するのは大歓迎なのですが、ここで勘違い施設がいくつか登場し居ても立っても居られない気持ちになりました。
なぜやみくもに温度を上げる？
これは冗談抜きに、常連にとっては不快な気持ちになるんですよね。
常連は、週3～5回は通っているので、常に自分にとって最高のルーティンができているのです。
例えば、サウナ室で過ごす時間等です。いつもは12分を1セットにしているのに、ふと施設に立ち寄った際に温度を上げられていて、いつもの室内空間では無くなっているのです。
私はこの現象を、ホームに使っている、近所の常連に愛されているスーパー銭湯でやられて面喰いました（怒）
入室と同時に体感に違和感があり、「いつもより熱くないか？」、と思い、一旦は勘違いかなと思ったのですが、明らかにいつものルーティンを阻害されている温度感です。
いつもは12分入っているのですが10分も入れません。
その後、別日にも当該施設に行ったのですが、やはり温度が高い状態は維持されていました。
更に、別のホームサウナでも、同様の事があり、とんでもなく熱くされていたのです‼
その施設は、何故かタライに水を入れ、そのタライをサウナストーブの上に常時置く仕様になりました。
温度は触らず、ロウリュウ効果を狙った体感上昇です。
これは、温度を上げるよりも質が（たち）悪いと思いましたww
入室の度に、ロウリュウ状態です。サウナストーブ上のタライの中にある水分が蒸発して常に蒸している状態です。
もう不快な熱さで、その施設には行くのを止めました。
サウナブーム＝熱いサウナではありません‼ 怒
更に別の施設の話ですが、ロケーションサウナの1施設では、60分毎に自動ロウリュウをしていて、その時間帯を狙って入室時間をいつも調整しサウナを楽しんでいました。
ある時、１ヵ月ぶりに当該施設に立ち寄った際に悲劇が訪れました。
いつもの感覚で、60分の5分前に入室し久々の自動ロウリュウで3セット目をキメようとしたところです。
「んっ？いつもより水多くないか？」、ちょっと待って、いつまで水出てるんだよ 怒
一気に室内が火事状態です。あまりにも熱くて立ち上がれずに、熱気が喉を襲います。
裸体に突き刺さる凄まじい熱、熱、熱風、出口に行くためは立ち上がらないといけずに、天井に溜った熱を立ち上がった瞬間に覆われて、なお、熱気でまともに息ができずに死亡フラグですww
今だから笑えますが、生粋のサウナ愛好家の漠は、ブチ切れて施設にクレームを物申しました。
確実に素人だと事故に繋がる設定です。今まで大好きだった施設だけに、とても残念です。
それ以降、一度も行っていませんが、なぜ温度信仰みたいな事が各施設で起こっているのか理解できない。
サウナ愛好家を満足させるには温度を100度以上にすればいいんだと思い込んでいる、施設側の愚策に気づいてほしいです。
これもブームが起こした副作用だと思っています。
まとめ
ここまで書いてきたように、【温度信仰】に走らずに、施設のホスピタリティで勝負して下さい。
極度に温い施設ならともかく、既にしっかり蒸されている施設で、顧客の望んでいないセッティングをしても、今まで獲得してきたロイヤルカスタマーを逃してしまいますよと言ってあげたいです。
サウナブームの客は所詮はブーム中の一見客です。
施設運営に大切な固定費を落としてくれるのは、常連であるロイヤルカスタマーなのです。
施設側が一見客に目を奪われて、全体最適の運営ではなく、サウナブースにだけリソースを割くと、気づいたら売上よりも原価や販管費で経営が厳しくなりますよ‼と教えてあげたいです。
大切にしないといけないのは、8:2のパレートの法則であるように、2割のロイヤルカスタマーを大事にすれば、8割の売上は2割の常連がもたらすというビジネスの王道です。
サウナは温度だけではなく、湿度とのバランスが快適な空間を作るポイントです。
サウナは温度と湿度‼
常連を大切に施設運営してくれる事を漠は祈っています。
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