皆さんこんにちは、転職して5週目の週が終わって、疲れが溜ってきた今日この頃です。
本日はタイトル通り、私が着任して新たなプロジェクトや、業務効率化を提案しているんですが、中々応じない勢力が若干おりまして、まだ道半ばなのですが、私同様に困っている人向けに役に立てばと思いまして私の対応方法をご紹介します。
敵は社内にいる! 抵抗勢力との向き合い方&対処法 「頑固な抵抗に対処する」
入社して1ヵ月と少しで、社内の状況はかなり把握できてきましたが、ここで厄介な登場人物が出てきました。
おそらくどこの会社にでも必ず1人はいる古参な幹部社員です。この登場人物がやたらと私の提案をことごとく反対してきまして、私の立ち居振る舞いが試されていると周囲の視線から感じました。
20代~30代前半の私は、常に効率化、合理化を盾にこういった既得権益者をバシバシ正論で正面突破してきました経験があります。
それは、それで当時は勢いに任せて進んでいき必ず結果をだして周囲を「黙らす」というスタンスでしたが30代も中盤~後半にかけては、もう少し賢く解決していきたいと思い色々な本で勉強してきました。
今、振り返ると、当時の方法で反対勢力と正面衝突して勝っても、その後の関係に必ず「しこり」を残すので結局どちらかがいなくならないと気持ちよく仕事ができなくなります。
あるいは、部署や事業部が分かれても社内には必ず当時の「確執」は残ったままになるので、何らかのタイミングで相手が「待ってました」とばかりにネガティブキャンペーンをし始めます。
私の正攻法での勝利後は、必ず時間と共に上記の問題が出てきましたので、結局双方にとってマイナスな着地になるのです。
大抵は3パターンの力と相対する格好になります。
- 新しいことをやりたがらない抵抗勢力。
- これまでの既得権益を守りたがる反対勢力。
- いくら旗を振れど踊らない無関心勢力。
社内にはこのような3パターンの勢力がいます。
とくに社員数規模が30名を超えてくるようになると、ある程度の組織であれば、一定数存在するものです。
この反対勢力へのアプローチこそが今後の結果に左右されます!!
まず、GLOBISさんのアンケートを参考にさせて頂きます。
社内の調整という非常に大きなキーワードを5つのカテゴリに分解しています。
1つ目はリソースの見極めや把握、という観点。
2つ目はリソース調達という点です。
さらに、単純にリソースがあるかない、ということだけではなく、今あるアセットをどう活用していくか、という点も重要な論点になるでしょう。
上記をリソースの「育成」とリソース同士の「協力関係の樹立」という2つのポイントに分けております。
自社内における外部関係者、とくに「反対勢力との調整」も大事な議論の中心になります。
それを最後のチェックポイントとして、ミドルリーダーにアンケートを取った結果が以下の結果です。
集計結果は以下の通りとなりました。
反対勢力へのアクションは、プロジェクトの成功と失敗の間に相対的に大きなギャップが上記の結果あることがわかります。
さらに、失敗に終わったプロジェクトにおける自己評価が最低であることもみてわかります。
何か新しいチャレンジを始めようと思った場合、どんなプロジェクトであっても快く思わない関係者は一定数出てくるものです。
この反対勢力といかに折り合いをつけ、強いて言えばフォロワーになってもらうかがプロジェクトの成功につながる重要な要素であると言えそうです。
現状の組織の背景を理解する(ネガティブ反応をせざるを得ない立場の人)を合理的に理解する
この過去の経緯をしらずして、今まで正面突破をしていたのが私ですが、冒頭申し上げた通りに勝っても必ず尾を引きます。
ですので、急がずにまずは現状把握です。
過去の上司や組織の意思決定が現状を形作っているので、「なぜそうなった」のかを周囲にインタビューすれば例えばですが、昔はチャレンジ精神が旺盛だったが、過去にチャレンジしたプロジェクトが失敗してしまい組織からペナルティを与えられた結果、チャレンジ<現状維持の力学になっている可能性もあります。
その場合は、チャレンジすれば上司の自分が責任を負わされるので反対勢力になっているだけかもしれません。
そういった場合は、例えば評価制度を保守的なものから定性的な部分も取り入れたり、さらに意見を言える風土であれば、上司の上司へ、失敗しても「○○さんの評価に悪影響がでないように」してもらうように上申書を提出するなどして、反対側にいてもメリットがないようにすれば割とスムーズに解決できます。
長期視点で組織を変えていく場合は、むやみに戦わない!!
私も少しずつ大人になってきましたので、ここは直ぐに感情的に反応せずに、基本的にネガティブな意見がでても顔色変えずにスルーします。
自分のフォロワーを固めていきながら、自分の発信する情報が社内や顧客を幸福にする提案であれば必ず周囲は味方になってくれます。
ですが、即効性を求めるあまりに、大勢の人は(私も瞬間湯沸かしポットでした)
相手が自分の望んでいる反応でない場合は、一時の感情に任せて正論を武器に相手を論破するアプローチをとりがちです。
組織や社風にメスを入れる場合は、TOPがその気にならなければ、ドラスティックなメスは使えません。
その場合は、点で戦わずに、未来への線で戦って長期視点を持ちましょう。
最後に勝てばいいのです。今は言わせておけばいいのです。最後に勝てばいいのです!!
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