1-1 リーダーシップを発揮して正しい方向へ
転職してようやく1ヵ月が終了しました。
いやーー長くて、暇で、混乱した1ヵ月でしたww
本日は、先週からの続きで、わざと答えを出さずにメンバー本人が考えて、今までの不平不満を吐き出させるフェーズの道半ばです。
とは言っても、4月の組織変更で約1ヵ月が経過した状態で何も新たな業務が無いことも、これ以上は全員が不安に思ってしまうので、今週は少し話を前進させました。
まずは、我々の部署と関わりのある3部署との調整からスタートしました。
- 既存顧客のフォロー
- 中小規模の顧客商談
- パートナー企業とのパイプライン約
3部署と会話をした結果上記の3業務を我々の部署にお願いしたいとの事です。
そこで、フォローをしてほしい顧客リストを出してほしいと依頼しました。
出てきて吹き出しましたww
企業名と現状ステータスが記載されているスプレッドシートが手元にきたのですが、ステータス欄に記載されている内容が驚きです‼
- クセのある担当者で面倒
- 細かい性格で面倒
- 頻繁に連絡がきて、営業外の事も聞かれる
その他にも、いくつかの理由が記載されていましたが上記の3点が主な渡したいリストでした。
つまり、端的に言って、自分たちが担当したくない面倒な顧客100社を漠さんの部署で担当してくれと言っているようなものですww
こんな正直に理由を書いて渡してくる方も、相当なビジネスリテラシーのない人たちだなと思いましたが…
1-2 メンバーの姿勢を傍観してみる
おそらく3部署のマネージャー陣は、着任早々で右も左も理解していない現在の漠なら何でもyesと言ってくれるだろう。
と思ってのオファーだと察しました。
しかし私は、この三週間で社内の主要な人物数人から、現状の状況や3部署のマネージャー各々の今までのやり方を聞いていたので、おおよそ立ち回りは心得ていますww
ここで考えました‼
自分がハッキリと意思表示して戦うか、わざと社内の事情を知らないふりをして、メンバー達を主役にするかを検討した結果…
メンバー達に議論の中心に立ってもらい、私はマネージャーとして意思決定だけをしようと決意しました。
そこで、現状をメンバー達に知らせ、3部署のマネージャー達から提供された、粗末なスプレッドシートを加工をせずにそのまま開示しましたww
結果…当然メンバー達は不平不満を言い始めました。
当然の結果ですね。
そこで、更にももうプッシュして、「君たちはどんな状態ならこの顧客を引き継げるか」また「この引き継いだ顧客リストから自分たちのアウトプットをどのように会社にアピールするのか」を問いました。
これはいばらの道ですが、裏返したらチャンスです。
今まで、やられたい放題にされてきたメンバー達が、この仕事を通じて、どのように会社に貢献するのかを真剣に考えはじめたのです。
二日後、メンバー達は○○の状態にしてもらえれば、我々はこの100社を引き継ぎますと案を持ってきました。
それを、私から、メンバー全員+3部署のマネージャー達が入っているチャットに投げました。
我々のチームは引き継ぐ条件として○○の状態にしてもらってから引き継ぐ。
と3部署のマネージャー達へ意思表示をしました。
もちろんメンバー達は、4月以前までは、この3部署のマネージャー達の部下として、使えない社畜扱いをされてきたので、この意思表示すら、相当な勇気をもって行ったと思います。
メンバー達は戦ったのです!!
2 まとめ
今週はここまでで、一旦クローズさせました。
詳細な取り決めはゴールデンウイーク明けに、決めていくと3部署のマネージャー達と合意しました。
つまりは、メンバー達は自分達で意思決定をして、さらにはその決定事項を第三者へ意思表示もした。
タイトルをもたないメンバー層からしたら、こんなチャレンジは初の試みだったと思います。
しかし、その裏方で私がしっかりと背中を押したので逃げなかったのだと感じました。
結局、マネージャーが100%メンバーを信じて、失敗してもいいから、思いっきり暴れてこい!!と言ってあげるのがマネージャーの仕事です。
そうしないと、「どうせ失敗したら助けてくれないしな」とか「失敗したら自分の責任だから冒険はやめよう」などと言った、つまらない選択をしてしまいます。
メンバーを信頼すれば、今回の様に事が進むのです。
それはメンバーに裁量権を持たせることでマネージャーは腹を切る覚悟を持てばいいだけです。
そうすればメンバーも結局は「あの人の期待に応えられるように頑張ろう」と覚悟が持てます。
結局は自分の覚悟が、鏡の法則で返ってきているだけなのです。
さぁ、いよいよゴールデンウイーク明けから、漠チームの仕事が本格的に走り出します。
皆さん、コロナに気を付けて楽しいゴールデンウイークを!!
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